【就活生必見!】初めての一人暮らしにかかる費用は?光熱費や家賃の相場・生活費などをも詳しくご紹介!
はじめての一人暮らしをスタートするとき、ワクワクと一緒に「どれくらいお金がかかるのだろう…」と不安も感じる方もいるでしょう。一人暮らしをはじめることは難しくありませんが、きちんと事前準備をしなければ、生活を続けていくことが困難になります。
今回の記事では、はじめての一人暮らしにかかる費用について詳しく説明します!これから一人暮らしの準備をする中で、ぜひ参考にして素敵な一人暮らし生活を楽しんでください。
一人暮らしをはじめるための必要なお金
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一人暮らしをはじめるには、住む部屋を借りるためのお金・暮らすためのお金・備えておくお金の大きく3つのお金が必要になります。ここでは、それぞれ必要になるお金の詳細を説明します。
住む部屋を借りるためのお金
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一人暮らしのほとんどは、賃貸でアパートやマンションの部屋を借ります。部屋探しの方法として、住みたいエリアの不動産会社に依頼するか、インターネットの賃貸情報サイトで探す方が多いでしょう。
住みたい部屋を見つけたら、不動産会社と仲介して契約することになります。賃貸契約にはさまざまな支払う項目があり、実際に入居するまでにかかる費用は決して安くありません。
ここでの費用は一人暮らしを始めるためのお金の中でも、一番高い必要経費と言えるでしょう。そのため、賃貸契約にはどんな費用がかかるのかをしっかり理解しなければ、契約後に退去費用を高額請求されるトラブルなど、起こる可能性もあります。
そうならないためにも、部屋探しの前に事前に理解しておくことで、契約後のトラブル回避になります。大きなお金が動くことなので、しっかりと注意することが必要です。
暮らすためのお金
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今まで自分では支払うことがなかった家賃や光熱費など、一人暮らしをはじめると、さまざまなお金を支払わなければなりません。毎月の請求書に対してそれぞれ支払い、全て自己管理することになります。
収入に見合った暮らし方をしていかなければ、電気やガスが止められてしまったり、家賃滞納を続けた場合、最悪なケースは強制退去させられてしまいます。一人暮らしをするということは、収入と支出のバランスをしっかりと身に着ける必要があるのです。
一人暮らしの生活費の目安を知り、自分の収入に応じた予算を立てると良いでしょう。予算を立てることで、支払う予定のお金が可視化できるます。そのため、「これしか使えない」とわかり、無駄づかいの予防にもなります。
一人暮らしで生活をしてくということは、さまざまな支払いが発生します。支払う項目が何なのか、どれくらいの予算を組めばよいのかを知ることで、安心して暮らすことができるのです。
備えておくお金
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一人暮らしをすると、毎月必ず自分で支払いをしなければなりません。思わぬトラブルに巻き込まれて収入が途絶えたとしても、支払い義務はなくならず支払い続ける必要があるからです。
そんな時のために、いくらかでも予備費として備えておくとよいでしょう。何のトラブルもなく使うことがなければ、そのまま貯蓄として残せておけるので、損することはありません!むしろ備えがなければ、安心した一人暮らしを継続することが難しくなります。
今までは、電気のスイッチを入れると灯りがつき、シャワーを浴びたいときに浴びることができました。また、冬場は暖かい家に帰れて、寒さで凍えることはなかったでしょう。当たり前の生活を過ごすためには、毎月きちんと生活費を支払わなければならないのです。
安心して一人暮らしを続けるためには、リスクを想定して備えることが大切です。初めての一人暮らしを継続していけるよう、しっかりと準備しましょう。
部屋を借りるための初期費用
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賃貸契約から、引っ越しをして部屋に入居するまでにかかる必要な費用をまとめて「初期費用」と言います。初めての一人暮らしの場合、家具・家電も揃えることになるため、高額になるケースが多いです。
ここでは、一人暮らしにかかる初期費用について詳しく説明しましょう。
一人暮らしの家賃相場
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では、全国の一人暮らしをしている方の家賃を見ていきましょう!
一人暮らしの平均家賃/地域別
全 国 | 4万7,638円 |
北海道 | 3万4,539円 |
東 北 | 3万2,951円 |
関 東 | 5万6,901円 |
北 陸 | 3万6,432円 |
東 海 | 4万3,401円 |
近 畿 | 5万1,212円 |
中 国 | 4万2,199円 |
四 国 | 3万1,690円 |
九州・沖縄 | 3万4,207円 |
住む土地によっては、もちろん家賃の相場は変わってきます。北海道と東京を比べても、収入ベースも異なるため、相場の平均よりも前後しており、必ずしも平均値で判断はできません。なので、家賃設定の基本として、収入の3分の1以内にするのが推奨されています。
例えば、月の手取りが13~15万円なら、家賃は3.5~5万円が適当です。これ以上になると、毎月の生活費にしわ寄せがいき、貯金することが難しくなるでしょう。家賃は食費や光熱費などとは違い、節約しても金額が安くならないので、家賃設定は慎重にしてください。
賃貸契約にかかる費用
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賃貸契約にはさまざまな費用が含まれます。ここでは賃貸契約に必要な費用について、詳しくご説明しましょう。また、5万円の家賃で契約した場合の費用を参考にして、物件を探す時の参考にしてください。
家賃 | 入居する月分を支払う | 家賃1ヶ月分 |
敷金 | 大家さんに家賃債務の担保として預ける | 家賃1ヶ月分 |
礼金 | 大家さんにお礼として支払う | 家賃1ヶ月分 |
仲介手数料 | 不動産会社に紹介料・手数料として支払う | 家賃1ヶ月分 |
前家賃 | 基本的に入居する月と翌月分を支払う | 家賃1ヶ月分 |
日割り家賃 | 月の途中から入居する場合は日割り計算 | 16日~は家賃半分 |
管理費・共益費 | 毎月家賃と一緒に支払う | 2か月分 |
保証会社利用料 | 家賃を支払えない場合のための保証として | 家賃1ヶ月分 |
鍵交換費 | 防犯措置としての鍵交換 | 約15,000円~ |
火災保険料 | 2年間に1度支払う火災保険料 | 約20,000円~ |
家賃5万円(+管理費・共益費3,000円)月初め入居の場合
敷金 | 50,000円 |
礼金 | 50,000円 |
仲介手数料 | 50,000円 |
前家賃 | 50,000円 |
管理費・共益費 | 3,000円 |
保証会社利用料 | 50.000円 |
鍵交換費用 | 15,000円 |
火災保険料 | 20,000円 |
合計 | 285,000円 |
約30万円のまとまった金額がかかるでしょう。他に消毒料などの追加請求があることも。不動産会社の担当の方に、きちんと説明をしてもらい、必要のないものは支払わないよう注意して契約してください。
引越し費用の相場
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引っ越しは、季節によって見積もりの金額が大きく変わります。2~4月の繁忙期は、通常期よりも3割ほどアップしているところがほとんどです。また、市内移動、市外、県外なのかでもちろん金額が異なります。
荷物が比較的少ない単身者の場合/引越し料金の平均相場(繁忙期)
~15km未満(同市区町村程度) | 平均43,345円 |
~50km未満(同都道府県程度) | 平均48,185円 |
~200km未満(同一地方程度) | 平均52,947円 |
~500km未満(近隣地方程度) | 平均63,093円 |
500km以上(遠距離地方程度) | 平均73,859円 |
家具・家電などの準備費用
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はじめての一人暮らしに欠かせない購入アイテムと言えば、家具・家電です。自分の部屋で使っていた家具などを引き続き使うこともできますが、生活必需品の家電などを設置した場合に手狭になって使えない場合もあるでしょう。
入居する部屋の家具家電の設置場所などを事前にチェックして、「運んだけれど使えない…」という事がないように気をつけましょう!洗濯機は排水口の位置など、確認してください。
一人暮らしに必要な最低限用意したいアイテムは、
照明 | 3,000~10,000円 |
冷蔵庫 | 20,000~30,000円 |
電子レンジ | 7,000~10,000円 |
洗濯機 | 30,000~50,000円 |
掃除機 | 8,000~10,000円 |
炊飯器 | 7,000~13,000円 |
ガスコンロ | 15,000~20,000円 |
調理器具(鍋/フライパン/まな板など) | 5,000~10,000円 |
ベットや寝具 | 15,000~30,000円 |
カーテン | 3,000~6,000円 |
テーブル | 3,000~10,000円 |
食器やカトラリー | 3,000~5,000円 |
洗濯物干し | 2,000~4,000円 |
合計 | 121,000~208,000円 |
これらがあれば、暮らしをスタートすることことができます。しかし、これ以外にも掃除用品や洗剤類、シャンプーや石鹸、トイレ用品など、準備するものが多くあります。そのため、単身者の家具・家電の準備費用は高額になるでしょう。
初期費用を抑えるためのポイント
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一人暮らしをはじめるのに大きくのしかかる初期費用でも、工夫次第で抑えることができます。
①家賃は収入に応じて選ぶ
どんなに間取りを気に入っても、毎月の支払いが高額だと暮らしを豊かにすることは難しいでしょう。毎月支払うため、無理のない範囲内の家賃を選んでください。
②賃貸契約は仲介料半額キャンペーンなどを利用する
基本的にはかかる仲介手数料が、不動産会社によっては半額キャンペーンで格安になることも。タイミングもありますが、希望の物件がある場合は複数の不動産会社に問い合わせてみるのもよいでしょう。他社を比較することで、値引き対応してくれる可能性もあります。
③引っ越し費用を抑えるなら自分で荷物を運ぶ
大きい家具家電は、現地で調達することで運搬費がかかりません。入居してからの家具などの設置になるため、2~3日は不便を感じるもしれませんが、引っ越し費用が0円になるメリットがあります。車での移動が可能なら、業者を介さずに自分で荷物を運びましょう。
④家具・家電はレンタルやリサイクルショップを利用する
断然、新品を購入するよりも安く済みます。例えば、冷蔵庫・洗濯機・液晶TV・電子レンジのセットをレンタルする場合、安いサービスは中古製品で2年間で56,000円で借りられます。これだけでも、購入するよりも金額を抑えられるのがわかります。
リサイクルショップでも、最近は状態の良い商品が多く出回っているので、製造年式や状態を確認して購入するのもよいでしょう。洗濯機や電子レンジの使用感に抵抗がある場合は、照明やTV、ガスコンロ、テーブルなどを購入するとよいかもしれません。
毎月の生活費
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国が調査した一人暮らしの生活費の平均は16万円と多く、そんな金額は支払えないと思う方もいるでしょう。職種やライフスタイルによって、収入と支出のバランスは個々に違います。
生活費は一体いくらかかるのか…。ここでははじめての一人暮らしをする22歳の女性をモデルにご紹介します。
手取り収入15万円/22歳女性の生活費予算
家賃 | 住居費・管理費・共益費含み | 52,000円 |
光熱費・水道代 | 電気・ガス・灯油・水道料金 | 8,000円 |
通信費 | スマホ料金・プロバイダー契約料など | 6,000円 |
食費 | 調味料やランチ飲食代を含む | 44,000円 |
雑費 | 日用品・衣服・医療衛生費・交通費など | 20,000円 |
交際費 | 飲み会やイベントの参加費・友人のプレゼント | 10,000円 |
その他 | 特別費・貯金など | 10,000円 |
雑費は美容院や洋服の予算も含まれるため、他よりも高額になります。交際費は、友人とのライブ観戦や母の日ギフトなどに使われる予算です。急な出費に備えて、特別費や貯金を少額でもしていくことは大切です。
一人暮らしを続けられるための予備費
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一人暮らしを続けていくためには、毎月欠かさず家賃や光熱費を支払います。支払いが滞ると、電気やガスを止められ、最後には退去通達が届きます。そうなってしまうと、部屋を引き払い、一人暮らしを続けることはできません。
そうならないためにも、一人暮らしをはじめるならば予備費を用意しておくことが大切です。ここでは、予備費とは何なのかを詳しくご説明しましょう。
備えておく予備費とは
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予備費とは、備えておくお金です。自分の身に何かが起き、収入が減ってしまったなどのトラブルに対処できるために用意しておきます。2~3ケ月くらいの生活費を用意できるのが理想的ですが、1ヶ月分だけでも用意していおくことをおすすめします。
考えられるトラブル
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近年コロナ禍で、急に仕事がなくなったり、自分が働きに行けなくなったりとトラブルに見舞われることが増えました。実際に自分がコロナに感染しなくても、濃厚接触者というだけで自宅謹慎になるなど、仕事に影響を与えてしまいます。
交通事故の場合は長期で入院するなど、働けない=収入がない、なんてことが。それでも月々の支払いは、きちんとしなければなりません。どんなトラブルがあっても、予備費を用意しておくことで、安心して対応することができるのです。
実家が遠い人ほど備えは必要
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実家が近い人の場合、何かあってもすぐに駆けつけてくれるでしょう。しかし、離れた地で生活をしている場合、親を呼ぶにしても移動費や滞在費など、さまざまなお金がかかります。
家族が負担してくれる余裕があれば問題ありませんが、そうでない場合は自分で負担しないとなりません。家族に迷惑をかけたくない気持ちがあるなら、予備費を用意しておくことで、心配なく親を呼ぶことができるのです。
まとめ
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今回の記事では、はじめての一人暮らしをするのには、まとまったお金が必要になるという事をご説明しました!詳しく知ることで、しっかりとした準備ができ、トラブルを防ぐことができます。初めての一人暮らしは、ただ漠然とした金額をイメージして、実際に生活をすると「お金が全然足りなった…」となりがちです。
また、理想の一人暮らしを追い求めすぎて、予算よりも高くなってしまいがち。初めての一人暮らしは、決して無理はせず、収入に見合った生活を送るのが、将来のためにもベスト!
「家具も全て揃えておこう!」と、 最初からお金をたくさんかけなくても、お金にゆとりがある時に少しづつ良いモノや家具をを揃えていくこともできます。
一人暮らしに限らず、何事も余裕を持って準備をしておくことが大切です!ぜひ記事を参考にして、素敵な一人暮らしをスタートしてください♪
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